ご本尊様の渇きを潤すために、入れたてのお水を入れて供えます。ご本尊様が飲みやすいように蓋を取って供えます。
一般的に左に置くことが多く、出来るだけ毎日供えるようにしましょう。
仏器(仏飯器)とは、ご本尊様の空腹を満たすために、炊きたてのご飯を盛る器のことをいいます。私たちが、日々諸天に守られ生かされていることへの感謝の気持ちを表したものです。
一般的に右に置くことが多く、出来るだけ毎日供えるようにしましょう。
花立てとは、ご本尊様にお供えするおしきみを入れるものです。しきみは常緑樹で特有の香気を持つ日本唯一の香木であることから、常住不滅のご本尊様を荘厳するに相応しく、しきみの実は毒を持っていることから、変毒為薬を顕しているとも言われています。
ローソクを立てるための台で、ローソクの淡い光は仏の知恵と慈悲によって人の心を明るくするものという意味があります。またご本尊様が衆生の煩悩の闇を仏の知恵で照らし、真実を明らかにし、慈悲により 人を導き、煩悩を離れ生きる為の光を導き出す一種の道標とも言われています。